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ちょっと大きい部品の出力テスト

小さなパーツの出力例は良好だったので、少し大きな部品を出力してみます。サイズが幅30mm、奥行き30mm、高さ66mm、底面が曲面になっていてサポート材が付きますが、難しいオーバーハングの少ないシンプルな形状の部品です。このサイズのモデルを安定して造形できれば、サイズ的には充分な性能です。印刷は、途中で造形に失敗したり、印刷ベッドから剥がれたりすることもなく、スムーズに終了しました。目立つレイヤー層のズレはあ...

最初の出力

パソコン側の設定ができたので、さっそく印刷してみます。印刷するモデルデータには、キット付属の「chess.stl」を使いました。ファイル名は「チェス」(chess)ですが、実際のモデルは中国将棋(中国象棋、シャンチー)のコマです。3Dプリンタに電源をつなぎ、USBケーブルでMacに接続します。(ちなみに、ここで1回、Macが落ちました。Arduino互換機をプログラミングしているときにもときどき起きる現象ですが、ドライバの問題な...

出力の準備

キットの調整が終わったので、出力に必要なソフトウェア環境の準備をします。私はMac miniを使っているので、以降、Macを前提として話を進めますが、Windowsでも基本的には同じでしょう。■ドライバのインストールこのキットのマザーボードの中身はArduino互換機なので(たぶん)、多くのArduino互換機と同じく、USBシリアルチップ「CH341/CH340」のドライバをインストールしておく必要があります。付属のmicroSDカードには「CH341/...

フィラメントの挿入

キットの組み立てが終わったので、エクストルーダにフィラメントを挿入します。まだパソコンには接続せず、本体の操作だけで可能な手順を実行しました。なお、このキットのマザーボード上には「ANET3D V1-5」と書かれており、ファームウェアとしてAnet社のオリジナルファームウェアを搭載しているようです。電源を入れると、情報画面が表示されます。ここでは、状態が「Printer Ready」になっており、印刷ヘッドと印刷ベッドの目標...