FIGROBOKOUBOU
ロボット・電子工作・3Dプリンタなどの工作日記
デルタ型3Dプリンタキットの調整
エクストルーダのスリップ
最近、原因不明の造形不良が発生するようになって悩んでいたのですが、ネジが緩んでいたことが分かり、これで解決……かと思ったのですが、原因はちょっと違っていた模様。今日、最初の出力で、ラフトが見事なシマシマに。ラフトの出力が一定間隔で失敗明らかに一定の間隔でフィラメントの送出が止まっているように見えます。案の定、エクストルーダを見ると、フィラメントを上から押さえているプーリーの回転が一定間隔で停止してい...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
毎日の印刷開始前点検は重要
なんとか美少女フィギュア風モデルを綺麗に出力しようと、いろいろなパーツに分解したり、3Dプリンタの設定を変えていますが、なかなか思い通りの造形ができません。大きくて複雑な造形を上手に出力するのは難しいですね。がんばっても1日10回未満しか出力できないので、今ひとつコツを掴めていません。そんな感じで、次はどんな設定で出力しようかな……などと考えていると、「バンッ」という聞いたことのない音ともにネジが宙を舞...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
「スティックのり シワなしPiT」を試す
古いマスキングテープを剥がし、新しいテープを貼って、作業再開。……全滅です。第1層がまったく定着しません。使っているのは、キット付属の同じオマケテープですが、まったく別物のような豹変ぶりです。数回失敗した後、さらにテープを交換して試しましたが、まったく改善せず。何回やってもまったく造形できません。これには頭を抱えました。何が違うのか考えても、よく分かりません。あえて挙げれば、最初の上手くいっていたテ...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
出力後の“糸引き”を軽減する
立方体の出力は、概ね満足のいく結果を得ました。しかし、造形が終わった後、印刷ヘッドがホームポジションに移動するときに、造形物との間でフィラメントが太い糸を引くのが気になります。そこでエクストルーダの「引き戻し」(Retraction)を設定したところ、劇的に改善しました。左から「Retraction」設定が「4」「2」「0」この3Dプリンタには、ノズルから出たフィラメントを積極的に“切る”仕組みがありません。押し出しを止め...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
印刷ベッドの自動レベリング
印刷ベッドのレベリングの設定を確認します。マニュアルでは、手動レベリング→自動レベリングの順に進行しています。しかし、説明を読んでも、要約すると「印刷ベッド上で3点のZ値を測り、これが一致するように、3つのキャリッジのリミットスイッチ用ネジの長さを調整しろ」としか書かれていません。3点のZ値がどういうときは、どのキャリッジのネジをどう設定するのか知りたいのですが、具体的な説明はまったくなく、実際にあれこ...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
デルタ型3Dプリンタ運動学の設定確認
重要なことを忘れていました。デルタ型3Dプリンタの運動学に必要な設定値を確認します。キット付属のファームウエアは、このデルタ型3Dプリンタキット用の設定になっている、と思い込んでいたので、チェックを忘れていました。実際問題として、問題ないはずですが、改めて確認しておきます。デルタ型3Dプリンタは、印刷ヘッドのデカルト空間上の位置と、ステッピングモータで駆動されるキャリッジの位置が直接対応しません。そのた...
デルタ型3Dプリンタキットの調整
最大印刷高のキャリブレーション
マニュアルの手順に従って、デルタ型3Dプリンタのキャリブレーションを行ないます。キャリブレーションには、「Printrun」(Pronterface)を使うようです。まず、最大印刷高のキャリブレーションを行ないます。【手順1】ホームポジションのZ座標(現在値)を確認現在のホームポジションを確認します。[1] Pronterfaceを起動。[2] コード「G28」を送って、印刷ヘッドをホームポジションに移動。[3] コード「M114」を送って、座標...
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