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印刷ベッド固定パーツの作成(2) スカートの設定

さっそく、STLファイルを3Dプリンタで出力してみます。造形自体は問題なくできるのですが、出力前に出てくるフィラメントがゴミとして残ってしまい、失敗の連続です。3Dプリンタの出力は、ホームポジションへの移動印刷ベッドの自動レベリングホットエンドの加熱開始造形作業を開始という手順で進みますが、ホットエンドの温度がフィラメントが溶ける温度に上がってから、実際に造形が始まるまで時間があります。(フィラメントは1...

印刷ベッド固定パーツの作成(1) 設計

立方体の次は、シンプルな小物を作ってみます。このデルタ型3Dプリンタキット、印刷ベッドの固定方法はちょっと手抜きです。M4のネジとナットを使って固定するのですが、ネジの頭でガラス板を押さえる、という中途半端さ。この方法ではネジをしっかりと締められず、緩みやすい。かといって強く締めると、ガラス板が欠けそうです。ネジが長すぎるので、ガラス板を横から押さえることもできません。キット標準の印刷ベッドの固定方法...

出力後の“糸引き”を軽減する

立方体の出力は、概ね満足のいく結果を得ました。しかし、造形が終わった後、印刷ヘッドがホームポジションに移動するときに、造形物との間でフィラメントが太い糸を引くのが気になります。そこでエクストルーダの「引き戻し」(Retraction)を設定したところ、劇的に改善しました。左から「Retraction」設定が「4」「2」「0」この3Dプリンタには、ノズルから出たフィラメントを積極的に“切る”仕組みがありません。押し出しを止め...