光造形プリンタ(DLP方式)「SparkMaker」購入
何かを作るのが好きな者にとって、あると便利なのが3Dプリンタ。
これまで使ってきた熱溶解積層法(FDM)の安価な中国製3Dプリンタキットでも、あるとないとではできることの幅が大違いです。
が、やはり不満があるのも事実。
個人的には、失敗が多いこと、造形品質が低いこと、作動音が大きいこと、あたりの不満が大きいですが、他にも、調整が面倒とか、印刷速度が遅いとか、改善を望みたい点はけっこうありました。
そこで、いつかは光造形(DLP方式)の3Dプリンタを使いたいなと思っていたわけです。
去年あたりから安価な光造形プリンタがKickstarterなどにでてきていることは把握していたのですが、先日、Amazon.co.jpを見ていたら、SparkMakerが33,888円で販売されているのを見つけて、即、購入してしまいました。衝動買いです。
なお、SparkMakerのサイトを見ると、次期モデル「SparkMaker FHD」がアナウンスされていますが、サイトをざっと見た限り、大きな違いはXY解像度が100 μmから57 μmに向上したことのようです。出力クォリティがどのくらい向上しているのかも気になりますが、単純な解像度だけなら現行機種でも不足はないので、次期モデルを待つ必要はないな、と注文した後になって判断しています。

https://www.sparkmaker3d.com
光造形(DLP方式)の3Dプリンタを購入するのは今回が初めてだったので、必要なものも同時に買い揃えました。
SparkMaker本体以外で購入したのは、以下のとおり。
UVレジン(2種類)
UVレジンは2種類購入しました。
1種類は、SparkMakerが販売しているUVレジンのうち、ABS風とされている「LCD-T」(500 g)です。
SparkMakerのUVレジンは基本的に透明で、着色剤を使って色をつけることができます。Amazon.co.jpで売っていないようだったので、今回は購入していません。しかし、透明なUVレジンは思った以上に造形物の形が分かりづらく、SparkMakerのUVレジンを使うなら、SparkMakerのサイトからUVレジンと着色剤をセットで輸入したほうがいいかもしれません。
もう1種類は、ANYCUBICのUVレジン(500 g)です。500 gだと値段はあまり変わりませんが、こちらは1000 mlが比較的安価に販売されているので、使えそうかどうか試しに購入して見ました。
なお、SparkMakerでは汎用のUVレジンも使えるとアナウンスしています。説明を見るかぎり、スライスするときに、露光時間の設定を編集する程度で使えそうです。
SDカード(32GB)
SparkMakerは非常にシンプルな構造の3Dプリンタで、パソコンと接続するUSB端子のようなものはありません。印刷データはSDカードで渡して、SparkMaker本体は完全にスタンドアロンで動作します。
そのため、32GB以下のSDカードが必要です。32GB以下というのは、要するにSDHCまでしか対応していないということでしょう。
アルコール
UVライト
光造形プリンタでは、造形終了後の処理として、造形物をアルコールで洗浄し、さらにUVライトで硬化させるのが一般的なようです。
使うレジンによっては水洗い可能なものもあるようですが、今回購入したUVレジンはいずれもアルコールで洗浄するタイプなので、アルコールを購入します。
なお、SparkMakerでは「99%アルコール」を指定しています。とはいえ無水エタノールは高いので、イソプロピルアルコール(1リットル)を購入。一緒に、一斗缶用のそそぎ口も購入しています。
UVライトは、ネイルやレジンクラフト用のものを購入。これは多分なんでもいいような気がしますが、長時間(2分以上)露光するので、スイッチONで光り続けて自動的にOFFにならないタイプがいいと思います。
以上、今回はすべてAmazon.co.jpで購入しました。
海外から輸入するより早いかな、と思ったのですが、結局、UVレジンは2種類とも海外発送(シンガポールと香港)だったので、SparkMakerのサイトから本体とUVレジン&着色料を購入してもよかったかもしれません。もっとも、その場合は通関手続きにかかる料金が不安ですが。
あと必要なものは、ビニール手袋、アルコールを入れる容器、拭き取り清掃用の紙、レジン回収用のスポイトくらいでしょうか。
これらは手元にあるものを使うので、今回は購入していません。
これまで使ってきた熱溶解積層法(FDM)の安価な中国製3Dプリンタキットでも、あるとないとではできることの幅が大違いです。
が、やはり不満があるのも事実。
個人的には、失敗が多いこと、造形品質が低いこと、作動音が大きいこと、あたりの不満が大きいですが、他にも、調整が面倒とか、印刷速度が遅いとか、改善を望みたい点はけっこうありました。
そこで、いつかは光造形(DLP方式)の3Dプリンタを使いたいなと思っていたわけです。
去年あたりから安価な光造形プリンタがKickstarterなどにでてきていることは把握していたのですが、先日、Amazon.co.jpを見ていたら、SparkMakerが33,888円で販売されているのを見つけて、即、購入してしまいました。衝動買いです。
なお、SparkMakerのサイトを見ると、次期モデル「SparkMaker FHD」がアナウンスされていますが、サイトをざっと見た限り、大きな違いはXY解像度が100 μmから57 μmに向上したことのようです。出力クォリティがどのくらい向上しているのかも気になりますが、単純な解像度だけなら現行機種でも不足はないので、次期モデルを待つ必要はないな、と注文した後になって判断しています。

https://www.sparkmaker3d.com
光造形(DLP方式)の3Dプリンタを購入するのは今回が初めてだったので、必要なものも同時に買い揃えました。
SparkMaker本体以外で購入したのは、以下のとおり。
UVレジン(2種類)
UVレジンは2種類購入しました。
1種類は、SparkMakerが販売しているUVレジンのうち、ABS風とされている「LCD-T」(500 g)です。
SparkMakerのUVレジンは基本的に透明で、着色剤を使って色をつけることができます。Amazon.co.jpで売っていないようだったので、今回は購入していません。しかし、透明なUVレジンは思った以上に造形物の形が分かりづらく、SparkMakerのUVレジンを使うなら、SparkMakerのサイトからUVレジンと着色剤をセットで輸入したほうがいいかもしれません。
もう1種類は、ANYCUBICのUVレジン(500 g)です。500 gだと値段はあまり変わりませんが、こちらは1000 mlが比較的安価に販売されているので、使えそうかどうか試しに購入して見ました。
なお、SparkMakerでは汎用のUVレジンも使えるとアナウンスしています。説明を見るかぎり、スライスするときに、露光時間の設定を編集する程度で使えそうです。
SDカード(32GB)
SparkMakerは非常にシンプルな構造の3Dプリンタで、パソコンと接続するUSB端子のようなものはありません。印刷データはSDカードで渡して、SparkMaker本体は完全にスタンドアロンで動作します。
そのため、32GB以下のSDカードが必要です。32GB以下というのは、要するにSDHCまでしか対応していないということでしょう。
アルコール
UVライト
光造形プリンタでは、造形終了後の処理として、造形物をアルコールで洗浄し、さらにUVライトで硬化させるのが一般的なようです。
使うレジンによっては水洗い可能なものもあるようですが、今回購入したUVレジンはいずれもアルコールで洗浄するタイプなので、アルコールを購入します。
なお、SparkMakerでは「99%アルコール」を指定しています。とはいえ無水エタノールは高いので、イソプロピルアルコール(1リットル)を購入。一緒に、一斗缶用のそそぎ口も購入しています。
UVライトは、ネイルやレジンクラフト用のものを購入。これは多分なんでもいいような気がしますが、長時間(2分以上)露光するので、スイッチONで光り続けて自動的にOFFにならないタイプがいいと思います。
以上、今回はすべてAmazon.co.jpで購入しました。
海外から輸入するより早いかな、と思ったのですが、結局、UVレジンは2種類とも海外発送(シンガポールと香港)だったので、SparkMakerのサイトから本体とUVレジン&着色料を購入してもよかったかもしれません。もっとも、その場合は通関手続きにかかる料金が不安ですが。
あと必要なものは、ビニール手袋、アルコールを入れる容器、拭き取り清掃用の紙、レジン回収用のスポイトくらいでしょうか。
これらは手元にあるものを使うので、今回は購入していません。
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