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ChiTuBox Proの便利機能(タグ)

今のところ、ChiTuBox Proでいちばん便利に使っている機能は、タグ機能です。

ELEGOO Mars 3にはChiTuBox Proのライセンス(1年分)が付属していますので、スライサを無料のChiTuBox BasicからProに乗り換えました。
 
ChiTuBoxのWebを見ると、Pro版の“売り”は、サポート材関連の高機能化と、出力時にプロファイルを複数設定できるようになったことのようです。確かに自動生成されるサポート材はPro版のほうが好ましいことが多いですし、出力の品質に困ったときは複数プロファイルの機能は助けになりそうです。
 
とはいえ、私がPro版で最も助かっている機能はこういう派手な機能ではなかったりします。
今のところ、Pro版で最も便利だなと思っている機能は、「タグ」機能です。
 
これは、3D CADで出力したデータを変更・編集することなく、出力するオブジェクトの表面に直接文字を掘れる機能です。何が便利かというと、出力に使うレジンの種類やプロファイルの設定をスライサ上で彫刻できわけです。
 
今までは、レジンの種類やプロファイルの設定をマジックで書いたり、ラベルを貼ったりして管理していたわけですが、正直、分からなくなることもありました。しかし、表面に刻印されていればその心配はなくなります。また見た目もきれいです。
 
使い方は簡単です。
 
ChiTuBoxProのタグ機能1
 
「準備中」タブの「タグを追加」を選択します。
 
ChiTuBoxProのタグ機能2
 
フォントと文字を設定する画面が出るので、「フォント名」「フォントサイズ」「ボールド」「イタリック」「凸か凹か」「深さ」を選択します。
 
下側の白い領域をクリックすると文字を入力できる枠が表示されるので、掘りたい文字を入力します。
この状態で「適用」ボタンをクリックすると、3Dビュー画面のマウスカーソルのある位置に、文字列のオブジェクトが表示されるので、文字を掘りたい位置にマウスをもっていきます。
 
ChiTuBoxProのタグ機能3
 
場所を決めたらマウスをクリックすると、その位置に文字が掘られて終了です。
ちょっとした機能ですが、かなり実用的だと感じています。
 

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