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シリコンチューブを試す

チューブにBMFを通して引き回せるかどうか、試してみます。

まず、シリコンチューブから。
購入したのは、IHC.MonotaROで販売されていた「タイガースポリマー シリコンチューブ SR1554 0.5mm×1mm×10m 1巻」という製品です。価格は1,117円(+送料540円)。使用温度が最大200℃、内径0.5mmという条件で選びました。
シリコンチューブ
シリコンチューブ 内径0.5mm 外径1.0mm
これを、適当な板の上に固定して実験します。板は、Amazon.co.jpで「アイリスオーヤマ カラー化粧棚板 スリム LBC-320S ハニービーチ」(213円)を購入しました。サイズは20×30×0.9cm。いろいろな目的で使えそうなので、とりあえず2枚購入。
LBC_320S
カラー化粧棚板 LBC-320S
0.1mmのBMFをシリコンチューブの0.5mmの穴に通すのは、一苦労でした。短く切ったシリコンチューブを白いメモ用紙の上に置き、BMFをピンセットでつまんで入れていくのですが、20mmまでは比較的スムーズに入りますが、30mmはかなり時間がかかり、40mmは一晩作業しても入れることができませんでした。BMFがまっすぐな状態であればスムーズに入っていきますが、少しでも折れると、途端に難しくなります。作業が細かすぎて私の目の焦点が合わないこともあり、これはもう苦行と言ってもいい。結局、120mmのBMFを、長さ30mmのシリコンチューブ2本に通すのに約2日かかり、BMFを1本ダメにしました。ちなみに、BMFが引っかかったら、チューブを少し転がしながら入れると入れやすいような気がします。

BMFを通したシリコンチューブは、細長く切った紙に「セメダインスーパーX2」を塗って固定しています。「セメダインスーパーX2」を使ったのは、近所のスーパーに売っている接着剤の中でシリコンゴムの接着ができると書いてあるのがこれだけだったからです。しっかり接着するまで1日かかりましたが、強度的には充分でした。
セメダインスーパーX2
セメダインスーパーX2
板にシリコンチューブを固定したら、ピンバイスで1.6mmの穴を開け、M2のネジ穴を切って、BMF付属のメガネ端子とバネ、M2ネジでBMFを止めます。正直、このような板にネジ穴を作ったのは初めてでしたが、一時的な実験でBMFを固定する程度であれば問題ないようでした。

BMFは、両端ともネジ止めしています。最初、BMFの端に、付属してきたメガネ端子を圧着しようとしたのですが、私の工具では、太さ0.1mmのBMFを圧着できませんでした。簡単に抜けてしまいます。どうすればいいのだろうか。
シリコンチューブの実験装置
シリコンチューブの実験装置
実験に使った新しいブレッドボードとケーブル類は、秋月電子通商通販から購入。新しいブレッドボード(BB−2T2D)は600円と安かったのですが、サンハヤトのブレッドボードと比べて、穴がちょっと緩いようで、ジャンパワイヤーがグラグラします。ちょっと失敗したかな……。
たまたま用意できた電池ボックスが単三4本用だったため、電圧が実測で4.49Vあります。BMF100の標準駆動電圧が27.0(V/m)なので、少し電圧が高すぎですが、一瞬電流を流すだけなので、とりあえずOKとします。

実験結果は……、ダメです。失敗です。シリコンチューブが柔らかすぎて、BMFの力で縮んでしまいました。もう少し硬くて柔軟性のあるチューブが必要なようです。
 

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