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デルタ型3Dプリンタ(3) ホットエンド(2)

適当なシール剤やシールテープが見つからなかったらどうしよう、などど悩んでいたのですが、一晩寝て、明るくなってからホットエンドのパーツを見たら、問題が解決しました。

なんと、このホットエンドのパーツ、完成しています。
このホットエンドのパーツは完成品だった
このホットエンドのパーツは完成品だった
単に部品を仮組みしているのかと思っていたのですが、よく見ると、すべての部品がシール剤つきで完全に固定されていました。
ホットエンドにネジこむ部品も、よく見るとネジにシール剤のようなものがついています。
よく見ると、ネジにシール剤(?)がついている
よく見ると、ネジにシール剤(?)がついている
昨日はまったく気が付きませんでした……。

昨日まで心の中では、中国製キットだからこういうこともある……なんて思っていましたが、冤罪でした。
それにしても、マニュアルの組み立て手順は一体なんなのか。このあたりは「中国製キット」なのかな。

というわけで、問題解決です。作業を進めます。

マニュアルの手順では、完成品だったホットエンドに、ヒーターと温度センサを固定します。
ヒーターと温度センサをホットエンドの穴に入れる
ヒーターと温度センサをホットエンドの穴に入れる
簡単そうな作業ですが、なぜかヒーターがホットエンドの穴に入りません。
不思議に思って穴を覗いてみると……、なんとイモネジが!
穴の中に固定用のイモネジがある
穴の中に固定用のイモネジがある
イモネジを緩めて、ヒーターを挿入し後で固定しました。
完成したホットエンド
完成したホットエンド
よく考えると、挿入後のヒーターは何らかの方法で固定する必要があるわけですから、イモネジがあるのは当然です。
しかし、マニュアルにはイモネジの存在どころか、ヒーターの固定方法についての記述自体が存在しませんでした。

以上でホットエンドをマニュアルの手順通りに完成させたのですが……。
この時点ではまったく気が付きませんでしたが、この手順は「罠」でした……。

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