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デルタ型3Dプリンタ(15) エクストルーダ(2)

Amazon.co.jpのマーケットプレイスで注文したエクストルーダ用ワンタッチ菅継手が到着。
来週のはずですが、ずいぶん早くて驚きました。素晴らしい。
3Dプリンター ワンタッチ継手 PC4-M6
3Dプリンター ワンタッチ継手 PC4-M6
ようやくエクストルーダの作業を再開できます。

組み立て
さっそく、エクストルーダにつけてみます。かなりきついので、ラジオペンチで回しながらねじ込みました。
ワンタッチ菅継手の設置
ワンタッチ菅継手の設置
こんどのパーツは、購入した3Dプリンタキットのエクストルーダにぴったりでした。
一時はどうなることかと思いましたが、本当に良かった。

……が、このパーツを、マニュアル通り、この段階でつけてはいけないことが、あとで分かります。
キットの組み立てには、先を見通す鋭い目が必要です。
(鋭い人は上の写真を見ただけで分かるのでしょうね、きっと)

そんなこととはつゆ知らず、次に、別パーツを押さえるネジにバネをつけてみます。
バネは、手元にあった三色ボールペンを分解して手に入れました。
(たまたま、ちょうど赤のインクが切れていたので)
三色ボールペンを分解
三色ボールペンを分解してバネを入手
バネのサイズ自体はネジにぴったりでした。しかし、パーツ側で受け止めるM4 Gasketの穴が大きすぎ、貫通してしまいます。別パーツ側の穴もサイズが大きいので、このままではバネが機能しません。
プラ板でもあればいいのですが、今回は厚紙にネジよりも大きめの穴を開けて代用しました。
パーツ抑えネジにバネを設置
パーツ抑えネジにバネを設置
なんだかちょっと想像と動きが違うような……。
どうも、バネがちょっと長くてちょっと弱いようです。ギリギリ機能するので、このままにします。
それ以上に、厚紙がネジに引っかかって、バネが機能しない場合があるほうが問題かも。プラ板か何かできちんと作る必要がありそうです。

(20160314追記:このバネは結果的に不要でした。実際に出力してみて分かりましたが、フィラメントをプーリーに押し付けるベアリングは、かなり強い力で押さえ続ける必要があります。この程度のバネでは力不足な上、強く締めると厚紙を突き抜けてしまいました。最終的には、マニュアル通り、G4 Gasketとナットで締め付ける方法に戻しています)

エクストルーダにフィラメントを通して、プーリーの位置を決め、ステッピングモータの軸に固定します。
フィラメントを通して、プーリーをステッピングモータの軸に固定
フィラメントを通して、プーリーをステッピングモータの軸に固定
このフィラメントはキットについてきたオマケです。

設置
完成したエクストルーダをフレームに設置します。
が、どこに設置すべきかよく分かりません。マニュアルの写真を見ると、少なくとも4カ所に設置しています。上面のアルミフレーム上(端と中央寄り)、上面のコーナーパーツ上、縦アルミフレームの側面など。どこでもいいのかな。とりあえず、写真が何かの寄せ集めであることは間違いなさそう。

なお、ここまで組み立てが進んでしまうと、「縦アルミフレームの側面」は、固定用のナットを取り付けることができないので、不可です。上面であれば、パーツにナットを通すための凹みがあるので大丈夫。コーナーパーツ上は重要な部品にアクセスしづらくなるのが嫌だったので、上面のアルミフレーム上(中央寄り)に設置することにしました。

が、ここで問題が。ワンタッチ菅継手が邪魔で、エクストルーダのパーツにネジが入りません。
ネジ穴は微妙に小さいので、六角棒レンチでねじ込まないといけないのですが、ワンタッチ菅継手が邪魔で、ねじ込めません。また、このままではフレームにつけたあとでネジを締めることもできないでしょう。
というわけで、ワンタッチ菅継手を取り外して、エクストルーダをフレームに固定します。
エクストルーダをフレームに固定
エクストルーダをフレームに固定
固定したら、再びワンタッチ菅継手を取り付けて、エクストルーダからホットエンドまでフィラメントを送るための、PTFEチューブを取り付けます。
エクストルーダのワンタッチ菅継手にPTFEチューブを取り付け
エクストルーダのワンタッチ菅継手にPTFEチューブを取り付け
ホットエンドのワンタッチ菅継手にPTFEチューブを取り付け
ホットエンドのワンタッチ菅継手にPTFEチューブを取り付け
これで機械的な部分はほぼ組み立てが終わったようです。次からは電装系になります。

……よく考えると、このキットにはフィラメントを置く場所やパーツがないのですね。
商品ページの写真では、本体の上にフィラメントのリールを置いていますが、そのための場所やパーツはありません。
フィラメント置き台を作らなければいけないのかも。

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