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Mac用アプリの準備

デルタ型3Dプリンタキットの組み立てが一通り完了したので、実際に動かして調整してみます。

が、キットに付属してきたアプリはすべてWindows用。
ここ数年、個人的にWindows環境は、Mac上のVMware FusionとBootCampを使って用意しています。
ですから利用が不可能ではありませんが、今回はMac用のアプリを探すことにしました。

キットのマニュアルを斜め読みした限りでは、使うアプリは、Arduino IDE、Slic3r、Printrun、Repetier-Hostの4本のようです。
そのため、これらのアプリのMac版を用意します。すべて無料で利用できるアプリです。

Arduino IDE
Arduino IDEのMac版は、すでにマザーボードにファームウエアを書き込む際に利用しています。
機能的にもWindows版と同等なので、問題はないでしょう。

Slic3r
「Slic3r」は、「スライサー」と呼ばれる種類のソフトです。(アプリの名前も「スライサー」と読むみたい)
3D CADで作った3Dモデルのデータ(STLファイル)を読み込み、3Dプリンタを制御するコード(Gコード)を出力します。積層構造で造形するために、3Dモデルを薄く「スライス」していくから「スライサー」なのでしょう。
Slic3rのWebサイト
Slic3rのWebサイト
http://slic3r.org
上記のサイトにアクセスし、「Download Now!」ボタンをクリックします。
ダウンロードページが表示されるので、「Option 1」の「Mac OS X」をクリックすると、Mac OS X用のコンパイル済みパッケージをダウンロードできるページが表示されます。
今回ダウンロードしたのは「slic3r-osx-uni-1-2-9-stable.dmg」です。タイムスタンプは「2015年6月17日」。

「Slic3r」は個別に入手しなくてもいいのかもしれませんが、一応、最新版をインストールしておきました。

Printrun
「Printrun」(Pronterface)は、3Dプリンタ制御用アプリです。
スライサーとして「Slic3r」を使います。
PrintrunのWebサイト
PrintrunのWebサイト
http://www.pronterface.com
上記のサイトにアクセスし、「DOWNLOAD」をクリックして、「Windows & OSX binaries」のリンクをクリックすると、コンパイル済みアプリのダウンロードページが表示されます。
今回は、最新版らしい「Printrun-Mac-03Feb2015.zip」をダウンロードしました。タイムスタンプは「2015年2月3日」。zipファイルを展開すると、アプリそのものが現われるので、適当な場所に移動しておきます。
(でも、上のサイトはどういう位置付けのサイトなのだろう……。公式サイトのようにも見えるし、勝手サイト、過去の放置サイトのようにも見える)

Repetier-Host
「Repetier-Host」は、3Dプリンタ制御用アプリです。
「Printrun」と同種のアプリという理解でいいと思うのですが、キットのマニュアルでは「Printrun」と「Repetier-Host」を両方使って調整しています。(まだ実行していないので、理由は不明)
RepetierのWeb
RepetierのWeb
http://www.repetier.com
上記サイトにアクセスし、Mac用の最新版をインストールしました。
現在、標準的に使われている3Dプリンタ制御用アプリですが、Windows版とLinux版のバージョンが「1.6.0」なのに対して、Mac版のバージョンは「0.56」。アプリの機能やインターフェイスがかなり異なるようです。
「Repetier-Host」はVMware FusionのWindows上で最新版を使ったほうがいいのかもしれませんが、とりあえず、このバージョンを使ってみます。

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