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印刷ベッドの自動レベリング

印刷ベッドのレベリングの設定を確認します。

マニュアルでは、手動レベリング→自動レベリングの順に進行しています。
しかし、説明を読んでも、要約すると「印刷ベッド上で3点のZ値を測り、これが一致するように、3つのキャリッジのリミットスイッチ用ネジの長さを調整しろ」としか書かれていません。3点のZ値がどういうときは、どのキャリッジのネジをどう設定するのか知りたいのですが、具体的な説明はまったくなく、実際にあれこれやってどうにかしろ、ということのよう。

そこで、先に自動レベリングの設定を確認することにしました。

自動レベリングは、モデルの印刷時に、コード「G29」を送ることで実行されます。
自動レベリングを実行するには、最大印刷高が正しく設定されている必要があるようです。これはすでに設定しました。

マニュアルよると、自動レベリングを有効にするには、「Marlin」ファームウエアの「Configuration.h」ファイルに以下のコードを追加するようです。
自動レベルングのコード
自動レベルングのコード
このキットのマニュアルは、なぜかコードを文字ではなく、解像度の低い画像で掲載しています。

Arduino IDEを起動して、「Configuration.h」ファイルの該当箇所を調べます。
「Configuration.h」ファイルの自動レベルングのコード
「Configuration.h」ファイルの自動レベルングのコード
マニュアルとまったく同じ設定がされています。どうやらキット付属のファームウエアは、自動レベリングも設定済みだったようです。

一応、GitHubにある「Marlin」ファームウエアの公式サイトで、「Bed Auto Leveling」についての説明を確認しておきます。
公式サイトのBed Auto Leveling
公式サイトのBed Auto Leveling
https://github.com/MarlinFirmware/Marlin/wiki/Bed-Auto-Leveling
どうもこのページの説明はデルタ型ではない3Dプリンタを前提にしているようで、気がつくまですこし混乱しました。
大胆に読み飛ばした結果、要するに、スライサーの開始シーケンスのコードに、次のような感じでG28とG29を追加すればいいようです。
  G28        ;home the printer head  
G29 ; auto bed leveling
あとで、コード「G28」の後にコード「G29」を出力するように、スライサーの設定を書き換えます。
公式サイトには他にもいろいろ書いてありますが、とりあえず、実行してみることにします。

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