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「スティックのり シワなしPiT」を試す

古いマスキングテープを剥がし、新しいテープを貼って、作業再開。

……全滅です。
第1層がまったく定着しません。
使っているのは、キット付属の同じオマケテープですが、まったく別物のような豹変ぶりです。
数回失敗した後、さらにテープを交換して試しましたが、まったく改善せず。
何回やってもまったく造形できません。これには頭を抱えました。

何が違うのか考えても、よく分かりません。あえて挙げれば、最初の上手くいっていたテープは、リールの最外周部分なのに対して、失敗するテープは、その下にあった部分だということと、テープの貼り直しのときに何かの設定が変わってしまった可能性くらいです。

こうなったら、パーツを作るよりも、第1層の定着問題を解決するほうが先です。
そこで、印刷ベッドはすでに完成してる新旧各3個のパーツを使って固定することにしました。

ネットを検索すると、第1層の定着材には、トンボ鉛筆の「スティックのり シワなしPiT」が人気のようです。
大急ぎで近所のスーパーに行き、「シワなしPiT」を購入。
スティックのり シワなしPiT S
スティックのり シワなしPiT S
購入したのは「シワなしPiT S」というものです。近所のスーパーにはこれしかありませんでした。しかも最後の1個。あぶなかった……。
その代わり、「消えいろPiT」という商品は種類も数もたくさんありましたが、これではダメなのかな? この状況で冒険はできないので今回は買いませんでしたが、いつか試してみたいですね。
スティックのり シワなしPiT
スティックのり シワなしPiT
http://www.tombow.com/products/shiwanashi_pit/
メーカーのページを見ると、サイズ別に「S」「N」「G」の3種類あるようです。(「G」が最大)

マスキングテープを剥がして、「シワなしPiT」をガラス板に塗ります。
印刷ベッドのガラス板上に「シワなしPiT」を塗る
印刷ベッドのガラス板上に「シワなしPiT」を塗る
どのくらい塗るのか勝手が分かりませんが、とりあえず、同じ場所を5回くらい往復する程度に普通の強さで塗りました。マスキングテープの上に塗るケースもあるようですが、まったく定着しないマスキングテープの上に塗っても仕方がない気がしたので、ガラス板に直接塗っています。

本当にこれで上手くいくのか不安な気分で出力開始。
「シワなしPiT」上に印刷
「シワなしPiT」上に印刷
ビックリするくらい順調です。スカート部分も綺麗に造形されています。マスキングテープは何だったんだという気分です。
ちなみに、このパーツは内部の充填に「ハニカム構造 充填率20%」を指定しているので、写真に大きめのハニカム構造が見えます。
「シワなしPiT」上で造形完了
「シワなしPiT」上で造形完了
今まででいちばん綺麗に完成しました。ガラス板の上で直接造形しているので、底は真っ平らです。
迷わず、マスキングテープから乗り換えることにしました。
 

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