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チェスの駒を出力してみる(2)

途中で印刷ベッドから剥がれた原因は不明ですが、定着材の「シワなしPiT」の塗りが甘かったのかもしれません。「シワなしPiT」を先ほどよりも多めに塗って再挑戦します。

出力するモデルは「EroticPawn16_12k.stl」です。先ほどの「EroticBishop_4x_12k.stl」よりは小さめの駒を選びました。また、サポート材とラフトも使う設定にします。
「EroticPawn16_12k.stl」の出力結果
「EroticPawn16_12k.stl」の出力結果
ドキドキしながら見守っていましたが、こんどはあっさり完成。「シワなしPiT」の増量が効いたのか、Bishopよりもだいぶ小さいからでしょうか。
完成したErotic Pawn
完成したErotic Pawn
上の写真はラフトがついた状態です。ラフトを外した状態では、高さが約39mmあります。
いい感じに出力されていますが、細かく見ると、粗も見つかります。特に、背面のくびれた腰の部分に、出力の乱れが多いようです。
背面のくびれた腰の部分に、出力の乱れが多い
背面のくびれた腰の部分に、出力の乱れが多い
それでも層全体がズレるような不具合はほとんどなく、あっても許容範囲でした。基本的に凹みなので、パテで埋めれば修正できるでしょう。表面を研磨してプライマーやサフェイサーを塗れば目的は達成できそうです。個人的には表面を研磨せずに積層跡を残した状態でもいいかな。
……と書いてから気がつきましたが、PLA用のプライマーやサフェイサーって何が使えるのだろう。後で調べねば。

ラフトを取って完成。ラフトは手で力を入れるとすぐに取れます。こんなに簡単に取れて、造形中に外れないのか心配になるくらいです。
ラフト(左)とErotic Pawnの底面(右)
ラフト(左)とErotic Pawnの底面(右)
ぐるっと目視で確認しましたが、結局、サポート材は使われていませんでした。

失敗したErotic Bishopと比較します。
Erotic Bishop(左)とErotic Pawn(右)
Erotic Bishop(左)とErotic Pawn(右)
Erotic Bishopは完成品の半分くらいのサイズのはずなので、Erotic Pawnよりかなり大きくなることが分かります。

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