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美少女フィギュア風モデルを出力してみる(2)

下半身パーツに続いて、上半身パーツを出力してみます。
結論としては、今回は完成させることを途中で断念しました。
途中まで出力した上半身パーツとの組み合わせ
途中まで出力した上半身パーツとの組み合わせ
上の写真は、最も上手くいった上半身パーツ(未完成)と下半身パーツ(完成)を、テープで仮止めした状態です。分割面をハンディマルチルーターで簡単に整えましたが、やはりけっこう隙間が空きます。完成させようと思えば、接着後にパテで埋める必要があるでしょう。

今回、上半身パーツをいろいろな向きで出力してみましたが、サポート材と造形物の接続部や、サポート材とラフトの接続部が折れるケースが続発し、結局、最後まで出力できませんでした。

Slic3rのサポート材を生成する角度も指定してみましたが、デフォルト(0)以外では、正常に(適切な)サポート材が生成されないようです。空中に突然造形物が出現するようなデータが出力されました。
最も上手くいった場合でも、この段階で失敗
最も上手くいった場合でも、この段階で失敗
上の写真は、最も上手くいったケースですが、右上にある、左腕の下のサポート材が折れています。オーバーハングの反り返り自体はそれほど大きくないのですが、脆くて細長いサポート材が、ノズルの力に耐えられなかったようです。

問題は、サポート材が高くなりすぎることと、きついオーバーハングができてしまうことです。どの向きで造形しても腕がネックなので、腕を別パーツにすれば、上手く造形できそうです。

いつか、もっと適切な分割をして、完成させたいと思います。

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